社長ブログ

2010年2月25日木曜日

毎年１０００組が新築している！？住宅会社の生き残りをかけた戦い！

旭川では、毎年１０００組のご家族が新築するというデータがありました。
しかし実際は年々減少傾向にあり、２００９年はとうとう１０００組を下回りました。

住宅情報誌ＴＡＣ（タック）より引用　↓　↓　↓
また、旭川市建築指導課のＨＰなどでも、ご確認いただけます。

ご覧の通り、２００９年は１０００戸を下回って８５４戸。とうとう来るところまできてしまった！
１２年前、僕が住宅業界に入った１９９８年には、どれくらいの着工件数だったのだろうか？
ちょっと知りたい。すっかり忘れてしまったが、おそらく１３００～１５００くらいあったのでは？

たしかにその当時も、大不況時代の幕開けとか就職難、就職氷河期なんて言われていて、
「とんでもない時代に住宅営業マンになっちゃったな～」なんて思っていたのが懐かしい。
マスコミが「不況」「不況」って、かれこれ１０年以上も言い続けているんだな。
マスコミの大不況節に１０年以上も付き合わされると、精神力の強い日本人もついつい
洗脳されてしまうのです。まったく、いやになっちゃいますね。

全国的なデータをみても、厳しい状況がわかります。かつて一年間に１６０万戸の新設着工戸数があった日本の住宅市場も、いまや約８０万戸の時代（約半分に）。全体のパイ（建てる人の数）が半減しているのですから、住宅会社にとっては、それは厳しい大変な時代が来ているのです。
でもそんな時代の真っ只中でも、以前と何ら変わることなく順調に仕事を受注している会社もあります。決して背伸びしたりすることなく、自社の身の丈に合った経営と仕事に向き合っているような会社です。お客さまが納得するまで何度も何度も打合せを繰り返し、決して中途半端なままで「月末までに契約してください！」みたいなことは言いません。
多くの会社がとても苦労している中、旭川にもそのような優良会社がいくつもあるのです。

★建築件数が減っている原因はハッキリしている！

・　家を建てる世代（２０～３０代）の絶対数が減っている・・・

・　不景気！？の影響で、建てる能力のある人がすぐに建てない・・・

これだけだと僕は思いますが・・・・・。
にもかかわらず、建築業者数は昔のまま。
旭川市内近郊での、建築業者（新築建築可能な会社）数は１００社を超えているのです。

住宅を買う人や新築する人が激減（建てる人がいない）
↓
住宅があまる（アパートの空室数は、なんと８０００戸超）
↓
新築する人が減る
↓
業者間の激しい戦い（生き残るための価格競争や顧客の奪い合い）
↓
土地や中古住宅の価格が下がる（なかなか売れないから）
↓
建築業者にとっては悪循環！

今後も、住宅会社間の激しい戦いが続くことが予測されますし、
いよいよ本物の会社だけが生き残る時代が来たということですね。

＊ここで、皆さんにはひとつ気付いてほしいのです。

★皆さんにとってはチャンスなのです。

土地は安い！中古も安い！新築も安い！

土地なんて、ここ数年で本当に価格崩壊してますね（個人的には腹立たしいほど・・・）。
ぼくが家を建てた当時（７年前）、僕の住んでいる場所の坪単価は１７～１８万円でした。
しかし！現在は１０万円程度で購入できる土地もゴロゴロ売り出されてます・・・・。
ちょっとだけ悔しい。
でも、「あと数年待てば・・・」なんて、考えてたらいつまでたっても建てられません。
そのうち、建てる機会を失い、子供もいつしか中学生～高校生に・・・なんて。
あらら・・・部屋がいらなくなっちゃった。なんてならないように皆さんも気をつけてください。
家の購入に必要なもの。お金と決断力とタイミング！？ではないでしょうか。

さいごに、家というものは・・・

「建てたい！」「家が必要！」などと思った時が、建て時なのです。

そして、金利優遇などの大チャンスをうまく生かしてほしいのです！

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